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きみはぼくのともだち - たたとまと @ジャンプ+ を読んだ

きみはぼくのともだち - たたとまと | 少年ジャンプ+

主人公の少年(おそらく小学校2年くらい?)みつるは、毎月初めに同じ夢を見る。

誰かに何かを渡す夢。いつのことで、誰に渡しているのか、覚えていない。

 

感想

表紙を見たときは、「ジャンプには合わない絵柄だなぁ」と感じた。読み進めていっても、どこか絵本を読んでいるような感覚になった。しかし気がついたら、その絵本のような世界観に引き込まれ、「この絵柄、このタッチじゃないと表現できない世界だ」と思うようになった。内容はシンプルで、表紙にある「友達になっちゃえば怖くなんかないっ!!」を幽霊の少年と触れ合うことで成長するみつるでシンプルに表現している。「友達になれば怖くない」つまり「自分から一歩踏み出すこと」や「偏見に打ち勝つ勇気」のようなモノの大切さを再確認させられた。頭では分かっていても、なかなか難しいことだ。この作品のように小さな子供でそれを表現されると「いい年した大人が何をやっているんだ」と思うし、「子供にできるんだ、自分も素直になろう」と思える。

 

お願いペンダントも良かったが、きみはぼくのともだちも一気に読めて気持ちのいい作品だった。こういう上質な読み切りを、できることなら毎日読みたい。